初めてゴミ屋敷清掃のホームページ制作を外注する場合、見積もりの金額だけでは、原稿や写真の準備、公開後の更新まで任せられるか分かりません。制作費と継続費に加え、自社に残る仕事も確認して予算を考えましょう。
公開料金には、5ページ49,500円(税込)と月額5,500円(税込)を組み合わせるプランや、初期制作費0円・月額5,000円(税込)のプラン、5ページ35万円からという税抜価格の例があります。条件が違うため、そのまま業界の相場として平均することはできません。
この記事では、公開料金の例、見積もりでそろえる制作範囲、初年度と継続利用の予算を説明します。初回公開に必要な内容と社内分担を決め、同じ条件で見積もりを比較できるようにしましょう。
ホームページ制作費用の公開例
公開料金を見るときは、制作時に支払う金額と、月額・年額で支払う金額を分けます。以下の例では、同じ5ページの制作でも、制作後の更新を任せるプランと、制作だけを依頼するプランで料金の組み合わせが異なります。
以下は2026年10月2日に各社の公式ページで確認した公開例です。ゴミ屋敷清掃業界の平均額やWAKURU株式会社の料金ではありません。自社の掲載内容に対応できるかは、見積もり時に各社へ確認します。
公開プラン | 制作料金 | 月額料金・別費用の条件 |
|---|---|---|
ホームページLABOのプランA | 5ページ49,500円(税込) | 月額5,500円(税込)。ドメインは年5,500〜11,000円(税込) |
ホームページLABOのプランB | 5ページ88,000円(税込) | 制作のみで月額費用なし。ドメイン費は別途 |
PENGINのコーポレートサイト制作 | 5ページ35万円〜(税抜) | 原稿・機能・公開後の支援など、依頼範囲に応じて見積もりで確認 |
7BEEの月額制作プラン | 初期制作費0円 | 5ページ程度で月額5,000円(税込)。ドメイン・撮影などは別費用 |
出典はホームページLABOの料金、PENGINの料金、7BEEの料金です。
各社へ見積もりを依頼する前に、自社が用意できる資料と必要な機能を整理しましょう。制作範囲をそろえ、税込と税抜の表示も統一すると、金額の違いを判断しやすくなります。
見積もりの金額が変わる制作範囲

制作費の差を判断するには、同じページ数かどうかに加えて、何を誰が作る条件なのかをそろえます。制作会社に完成原稿と写真を渡す依頼と、取材から掲載情報を組み立ててもらう依頼では、頼む仕事が違います。
「トップ、サービス、料金、事例、問い合わせの5ページ」と伝えるだけでは、原稿作成や事例を追加する仕組みまで含むかは決まりません。ページ一覧の横に、自社提供の資料、制作会社の作業、納品するものを書き添えて見積もりを依頼します。
原稿作成と写真の準備
原稿作成の前に、清掃料金に含む作業、追加の確認が必要な条件、訪問できる地域を整理します。制作会社に文章を任せる場合も、料金と実際の対応内容の確認は清掃会社側が担当してください。未確定の料金を、他社サイトの数字で埋めることは避けます。
たとえば料金表は自社で用意できても、その説明文を作る時間がない場合は、料金資料を渡したうえで原稿化を依頼できます。資料自体が整理されていない場合は、現場担当への聞き取りも依頼範囲に含めるか相談します。資料を文章にする仕事と、聞き取りを通じて資料をまとめる仕事を区別し、見積書に記載してもらいましょう。
写真は、掲載してよい実際の作業写真があるかを確認します。必要に応じて住所や私物などが分からないように加工する作業、追加撮影を依頼する作業も別に記載します。写真がない場合は、架空の実績写真を載せるのではなく、作業内容や相談の流れを説明し、事例は用意できた時点で追加する案を検討できます。
ホームページLABOのプランAでは、事例などの更新代行を月4件まで含む一方、文章と画像は依頼者が提供する条件です。更新代行付きでも、素材を用意する仕事が自社に残ることを踏まえて比較してください。
デザインと更新機能
デザインや機能は、見た目の好みだけでなく、利用者と社内担当者に必要な操作から決めます。清掃会社を探す人が料金条件と対応地域を読んで相談できること、担当者が公開後に料金や事例を直せることを、制作仕様に落とし込みましょう。
たとえば「事例ページあり」と書かれていても、最初に数件を掲載するだけなのか、担当者が写真と作業条件を入力して増やせるのかを確認します。事例の一覧画面、詳細画面、担当者が登録する画面をどこまで制作するか、見積書に明記してもらいましょう。
フォームも、入力欄を置く作業に加え、通知先、送信完了、写真添付の要否、スマートフォンでの送信確認を依頼範囲に含めるか決めます。写真相談を受け付けていない会社に、写真添付機能を一律に加える必要はありません。
7BEEの公開プランには問い合わせフォームや共有サーバー利用などが含まれますが、撮影や外部サービス利用料などは別費用です。機能名だけで同じ条件と判断せず、自社で使う操作と追加料金を確認しましょう。
初年度と継続利用の予算

初期制作費が低いプランでも、利用する間の支払いを含めた予算を出します。比較期間を12か月にするなら、次の式でそろえられます。
初年度の予算=制作費+12か月分の継続費+ドメインなどの年額費+追加作業費
次は公開料金を使った計算例です。12か月間利用するものとし、追加作業は含めていません。
公開料金を使う計算例 | 制作費と12か月分の料金 | 合計へ別に加えるもの |
|---|---|---|
ホームページLABOのプランA | 49,500円+5,500円×12=115,500円(税込) | 年額ドメイン費、追加作業が必要な場合の見積額 |
7BEEの月額制作プラン | 0円+5,000円×12=60,000円(税込) | ドメイン費、撮影、外部サービス利用料などの別費用 |
この表は制作費と月額料金だけを計算したものです。原稿の提供条件、更新範囲、契約終了後の利用条件も異なるため、必要な仕事と別費用を確認してから総額を比較してください。
制作のみのプランも、その後の支出がすべて0円になるとは限りません。ホームページLABOのプランBは月額費なしですが、ドメイン費があり、文章や画像の更新は見積もりです。更新を誰が行い、利用環境にいくらかかるかを加えて考えます。
初年度の合計と、制作費がなくなった後の年間支払いは分けて残しましょう。前払いがある場合は、支払済みの利用期間を明記し、同じ月額料金を二重に加算しないよう見積もりと照合します。
予算を抑える掲載範囲と社内分担
予算が合わない場合は、相談者の判断に必要な情報を残しながら、初回公開に含める範囲を調整します。料金に含む作業、対応地域、会社情報、依頼の流れ、実際に使える相談窓口は先に用意し、必要性がまだ決まっていない機能や装飾を後日にする案を相談してください。
たとえば複数地域への訪問に対応する会社でも、初回から市区町村ごとのページを大量に作る必要があるかは検討できます。まず対応地域と訪問条件を説明し、地域ごとの事例や条件がそろってから個別ページを追加する方法なら、初回の原稿制作範囲を決めやすくなります。地域名だけを変えた説明でページ数を埋めることは避けましょう。
社内分担では、担当者が継続して用意できる作業を引き受けます。料金資料をまとめる、写真の掲載可否を確認する、事実確認を行うなど、自社で判断すべき内容を整理して渡せば、制作会社との確認範囲が明確になります。
一方、原稿をすべて自社で書く条件が負担になるなら、取材と原稿作成を含む見積もりも取りましょう。制作費だけを下げても、社内で資料を用意できなければ公開まで進みません。予算を調整するときは、機能を減らすだけでなく、初回公開の範囲と担当作業の両方を見直しましょう。
公開後の更新と契約終了の条件
月額料金は、サーバーなどの利用、システムの保守、文章や写真の更新、アクセスを見た改善提案に分けて確認します。「運用込み」の言葉だけでは、料金表の修正と新しい事例の追加が同じ範囲でできるか判断できません。
確認したいのは、自社で更新する範囲、依頼できる変更の量、範囲外の作業の見積もり方法です。7BEEの公開プランには通常の文章・画像更新が含まれます。ページ追加や大きな変更も予定している場合は、それらが月額料金に含まれるか、別途見積もりが必要かを確認しましょう。
契約終了後については、制作済みサイトの公開を続けられるか、制作データを受け取れるかを確認します。7BEEでは、支払い済み期間の終了に合わせて公開が終わり、デザイン・プログラム・制作データの譲渡は月額料金に含まれません。
これは7BEEの個別条件です。月額制全体が同じ仕組みとは限りません。将来、自社管理や別会社の運用へ移す予定があるなら、ドメインの名義、受け取れるデータ、利用できる範囲、引き継ぎ費用を契約前に確認します。継続利用を任せたい場合も、終了時にどうなるかを理解して選んでください。
見積もり依頼に必要な制作条件
制作会社には、増やしたい清掃案件と受付条件、手元にある資料を共有し、それに合うページ構成を提案してもらいましょう。複数社へ渡す内容をそろえると、見積もりに含まれる作業と自社で行う作業を比較できます。
- 対応する地域と作業、受け付けない依頼、増やしたい相談をまとめます。
- 料金資料、作業の流れ、公開できる写真を渡し、未準備のものも伝えます。
- 社内で原稿確認と公開後の更新を行う担当者、希望する公開時期、予算の範囲を共有します。
- 制作会社からページ構成と分担の提案を受け、納品物、月額の範囲、追加料金、終了条件を確認します。
原稿が未準備なら、取材や原稿作成も必要であることを見積もり依頼時に伝えてください。見積書に不明点があれば、提示金額でどこまで完成するのか、追加作業の費用をどう決めるのか、文書で説明してもらいます。
WAKURU株式会社では、新規ホームページ制作、既存ホームページの部分改善、LP制作を支援しています。構成や原稿がまだない段階から、掲載情報と問い合わせまでの流れを整理したい方は、HP制作・LP制作の支援内容をご確認ください。



