工務店のLPO改善|地域別LPの内容と来場予約の見直し方

工務店のLPO改善|地域別LPの内容と来場予約の見直し方

見学会の広告からページへ来てもらえても、予約が入らない。予約はあるのに来場につながらない。こうしたときは、ページの見た目だけでなく、見学できる内容と予約後の案内まで点検する必要があります。

工務店のLPOでは、広告で案内した見学内容をLPでも明示し、日時・場所・参加条件・予約後の連絡を確認できるようにします。この記事では、地域別LPに載せる情報とフォームの点検方法、予約と実際の来場を分けた改善の考え方を説明します。

工務店のLPOで改善する範囲

住宅模型と図面を置いたテーブルで、タブレットを示して住まいの相談をする担当者と相談者

LPOは、訪問先のページを見直し、予約などの目的に向けて内容や操作を改善する取り組みです。ここでは、工務店の見学会や相談会を案内するLPを対象に考えます。

広告とLPを並べて、約束している内容が一致しているか確認しましょう。平屋の間取りを紹介する広告から来た人に、最初から会社沿革だけを読ませていないか、広告に載せた住宅を本当に見学できるのかを確かめます。

相談会を案内するLPでは、見学できる建物の説明に代えて、土地・間取り・資金など相談できるテーマと担当者を示します。広告、ページ、当日の案内で、提供する内容がずれていないかを確認します。

Google広告の説明でも、ランディングページの利便性を判断する要素に、情報の有用性・関連性や、広告をクリックした人が期待する内容などを挙げています。実際の改修では、広告、LP、予約操作、受付からの連絡までを一続きで確認します。

地域別LPに載せる情報

地域別LPには、その場所で見学・相談する人が参加を判断できる情報を載せます。市区町村名を入れるだけでは、来場先で何が分かるのかは伝わりません。公開前に営業や現場の担当者へ確認し、案内できる条件を確定させましょう。

見学できる内容と参加条件

住宅の特徴は、当日確認できる内容と結び付けて紹介します。「暮らしやすい住まい」と書くだけでなく、回遊できる動線、収納の配置、部屋同士のつながりなど、実際の建物で見られる点を写真と文章で伝えます。

続いて、開催日時、会場への行き方、駐車場所、見学の所要時間、予約の要否を確認できるようにします。子ども連れの参加や土地探しの相談など、受付で質問を受ける内容も、対応できる場合に限って説明します。

価格や来場特典を案内する場合は、対象となる住宅や来場、期間、受け取り条件をそろえます。施工事例の写真は施主の許諾範囲で使い、所在地・敷地・要望・対応内容を確認できる範囲で補足します。素材写真を実際に見学できる住宅として見せないことも必要です。

個人宅の完成見学会で所在地を公開できない場合は、公開できるエリアと、詳細住所をいつ伝えるかを書きます。住所を伏せたまま予約だけを求めるより、来場までの流れを理解しやすくなります。掲載範囲は施主との合意に合わせてください。

地域ごとに説明を分ける必要性

会場や開催内容が異なる場合は、それぞれの参加条件を説明するページを検討できます。一方、会場も説明も同じで地名だけが違うなら、対応地域の案内を既存ページにまとめる方法もあります。

判断するときは、地域別の施工事例、相談できる内容、会場への案内など、読者にとって違いのある情報を用意できるかを確認します。その地域の実績がないのに、別地域の事例を当該地域の実績として掲載してはいけません。

Googleのスパムポリシーには、類似した検索語向けのページを作って同じ場所へ誘導する行為についての説明があります。地名を置換したページの量産を、地域別LPの改善目標にはしないようにしましょう。

予約フォームと受付を点検する

LPからフォームへ進み、入力、送信、完了表示、受付への通知までをスマートフォンで試します。ボタンが押せることだけで確認を終えず、予約情報が担当者へ届くところまで見てください。広告配信前には、テスト予約だと受付に分かるようにしておきます。

入力項目と予約完了画面

予約の調整に必要な項目と、事前に分かればよい項目を分けます。名前、連絡先、希望日時などは受付の運用と照合し、土地の有無や細かな要望まで必須にする必要があるかを検討します。項目を減らす際も、連絡や予約確定に必要な情報を落とさないようにします。

画面では、固定ボタンが本文や同意項目を隠していないか、入力エラーの後にも内容が残るかを見ます。社内のパソコンだけで判断せず、写真の表示と文字の読みやすさもスマートフォンで確認します。

送信できない場合は、どの入力を直せばよいかが分かる表示にします。送信後には、受付が完了したことと次の連絡を案内します。完了画面に進んでも通知が届かない場合は、原稿やボタンの色を調整する前に、その不具合を解消します。

予約後の連絡と来場案内

フォームの送信で予約が確定するのか、担当者の確認を経て確定するのかを明示します。自社で対応できる連絡方法や返信の目安も、実際の受付体制と合わせて案内しましょう。

仮予約として受け付けるなら、日時が確定するまでの流れを伝えます。確定後には、会場の場所、駐車場、当日の連絡先などを案内し、変更やキャンセルの方法も確認できるようにします。予約後の案内が原因で来場できないケースがないか、受付担当者と振り返ります。

予約と来場を分けて計測する

予約ボタンのクリック、フォーム送信、確定予約、実際の来場は、それぞれ別の行動として記録します。クリック数を予約数として扱うと、入力途中の離脱や受付での日時調整が見えなくなります。

たとえば社内の計算方法を「予約率=フォーム送信件数÷LPを閲覧したセッション数」「来場率=来場件数÷確定予約件数」と決めます。同じ人の重複送信や日程変更は、受付の管理表で同一の予約として扱うなど、集計ルールを合わせてください。

GA4を使う場合、推奨イベントは自動で送信されるものではありません。計測担当者に送信完了の条件とテスト結果を確認します。会場への来場は、受付記録などと照合して把握します。

予約には受付番号などを付け、同じ番号で来場とその後の相談・商談を追えるようにします。電話で受けた予約も同じ管理表へ残し、入口のLPが分からない場合は不明と記録します。来場結果が未入力の予約を欠席とせず、商談が続いている案件をすぐに失注と扱わないように、受付と営業で状態の定義をそろえましょう。

予約が少ない場合は広告とLP、確定まで進まない場合は日時や連絡方法、確定後に来場が少ない場合は来場案内を見直す、と切り分けます。すべてをLPのデザインの問題と決めつけないことが大切です。

改修の優先順位を決める

まず予約不能や古い開催日時など、参加を妨げる問題を修正します。その後、広告と説明の不一致、必要な参加条件の不足、入力のしづらさなど、確認した問題に沿って順番を決めましょう。

改善前後を比べる際は、広告の配信地域や予算、曜日、会場、開催内容の違いも記録します。訪問が少ないページでは、予約が一件入るかどうかで率が大きく変わります。短期間の率だけで案の優劣を決めず、予約数と受付で聞いた反応を合わせて次の修正を考えます。

LPの構成や案内する内容から相談したい場合は、WAKURU株式会社のHP制作・LP制作をご覧ください。既存ページの部分改善も含め、現在の予約までの流れを確認して検討できます。

改修記録には、確認した問題、変更した箇所、公開日時、比較する予約期間を残します。たとえば「駐車場案内がなく受付に同じ質問が続いた」なら、その案内を補って以後の質問内容を確認します。広告予算や開催内容も同時に変えた場合は別欄へ記録し、予約の増減をLPの修正だけの結果と決めつけないようにします。

WAKURUの支援について

この記事の内容を、自社の来場・相談につなげるには。

工務店・住宅会社では、商圏、得意な住宅、施工事例、見学会の開催状況に合わせて、集客から来場までの流れを考えます。ページに載せる判断材料と、相談先へ進む流れを、自社の状況に合わせて見直したい方は、支援内容をご確認ください。

ご相談の際に、分かる範囲でお知らせください。

  • 商圏・得意な住宅と、増やしたい見学会来場・家づくり相談
  • 見直したいページのURLと、訪問した方に次に取ってほしい行動
  • 公開できる施工事例・見学会情報と、来場後の対応体制

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