特殊清掃の仕事の取り方8選|営業・紹介・Web集客を受注につなげる方法

特殊清掃の仕事の取り方8選|営業・紹介・Web集客を受注につなげる方法

特殊清掃の仕事を増やすには、法人への営業・紹介と、自社サイトなどからの直接相談を組み合わせます。自社が受けられる作業と地域を決め、少数の経路を試しながら、問い合わせ後の受注と採算まで確かめることが大切です。

営業先を回るだけ、ホームページを作るだけでは、その後に何を改善するか判断できません。この記事では、特殊清掃を提供する事業者に向けて、案件を獲得する8つの経路と、見積もり・作業・次の紹介につなぐ準備を説明します。

特殊清掃の仕事を取る前の準備

作業着姿の担当者がペンと黒いボードを持っている

最初に、営業資料に載せる対応条件を決めましょう。特殊清掃という名称だけでは、清掃、消臭、家財の整理、内装の撤去など、どこまで相談できるのか相手に伝わりません。

決めること

営業時に伝える内容

作業範囲

自社で行う作業と協力会社が行う作業

対応地域

現地確認に行ける地域と出張条件

受付と訪問

電話を受ける時間と現場に行ける時間

費用の説明

現地確認・見積もり・追加作業の料金条件

引き受けられない相談

技術、設備、人数、手続きの面で対応できない内容

家財の撤去も扱う場合は、清掃技術とは別に、廃棄物を誰が収集するかを確認します。環境省の案内では、家庭ごみの回収には市区町村の一般廃棄物処理業の許可や委託が必要で、古物商や産業廃棄物処理業の許可では代替できないとされています。自社と手配先の役割を、対象自治体のルールに沿って説明できる状態にしてください。

特殊清掃の仕事の取り方8選

法人から相談を受けたい場合は営業や提携、個人から直接相談を受けたい場合は検索や地域への案内が候補になります。すべてを同時に行うのではなく、今ある取引と、社内で継続できる作業から選びましょう。

不動産会社や管理会社への営業

賃貸管理や原状回復を扱う会社を調べ、担当部署へ自社の対応範囲を案内します。単に「仕事があればお願いします」と伝えるより、現地確認、見積もり、作業報告をどのように進めるかを示すほうが、相手は依頼時の手順を検討できます。

既存の委託先がある場合は、日程が重なったときや対応地域外の相談など、自社が補える場面を聞いてみましょう。取引先の切り替えだけを営業の成果にしない考え方です。

既存の取引先からの紹介

過去に一緒に仕事をした会社や、関連サービスを提供する取引先へ、現在受けられる相談を伝えます。紹介する側が作業内容を説明しなくても済むよう、対応地域と連絡先をまとめた案内を用意してください。

紹介を受けたら、誰にどこまで経過を報告してよいかも確認します。紹介者だからといって、依頼者の事情や室内写真をすべて共有する運用にはしません。

同業者との協力

同業者とは、地域外案件の紹介、繁忙時の現場応援、特定の作業の受託などを相談できます。ただし、案件を紹介してもらい自社が契約する場合と、相手の下請けとして作業する場合では、見積もりや請求の相手が異なります。

作業範囲、費用、追加作業を承認する人、依頼者への連絡担当を事前に決めましょう。協力を始める際に、双方が同じ説明をできることが必要です。

ポータルサイトへの掲載

ポータルサイトを検討するときは、掲載料金だけでなく、どの段階で費用が発生するかを確認します。問い合わせの紹介で課金されるのか、成約時に課金されるのかによって、受注できなかった場合の負担が変わります。

対応地域、同じ相談を紹介される会社数、辞退やキャンセルの扱いも確認してください。掲載後は、紹介件数と、実際に自社が対応できた相談件数を分けて記録します。

自社サイトとSEO

自社サイトには、作業範囲、対応地域、料金が変わる条件、見積もりの流れを掲載します。専門機器の名前だけを並べるより、どのような相談を受け、何を確認して作業を決めるのかを説明しましょう。

事例を掲載できる場合は、依頼背景と作業範囲、確認できた結果をまとめます。地域名だけを変えて似たページを増やすより、その地域で実際に案内できる条件を明らかにすることを優先します。

Googleマップの情報整備

Google ビジネス プロフィールでは、連絡先、営業時間、サービス内容を正確に保ちます。受付時間を変更したのに古い情報が残っていれば、連絡した人と対応する側の認識がずれます。

Googleの公式説明では、ローカル検索結果は主に関連性・距離・知名度で決まります。情報を整えればどの地域でも上位に出る、一定数の仕事が入ると考えるのではなく、自社を確認するための情報としても管理しましょう。

検索広告の活用

検索広告を使う場合は、受けられる地域と作業に合わせて広告文と案内先のページを作ります。たとえば電話受付だけが夜間対応で、現場訪問は翌日以降になるなら、その違いを説明してください。

最初は予算と対象を絞り、どの相談が見積もりや受注に進んだかを確かめます。問い合わせが増えても、現場へ行けない相談ばかりなら、地域、広告の説明、受付条件を見直す必要があります。

地域の事業者への情報提供

地域の事業者向け勉強会や交流の場では、特殊清掃が必要になった際の連絡方法と、自社の業務範囲を伝えます。相手が社内に持ち帰れる資料を用意すると、担当者以外にも相談先を共有できます。

事件や死亡の情報を手掛かりに、当事者や住宅を探して営業する方法は避けましょう。日常の業務窓口を通じ、相談が生じる前に自社を知ってもらう進め方を勧めます。

問い合わせを現地確認につなげる

卓上電話の受話器を手で持ち上げている

初回の連絡では、相談者の立場、現場の所在地、分かる範囲の状況、希望する時期を聞きます。その場で全作業の金額や完了日を約束せず、何を確認すれば見積もれるかを説明してください。

また、清掃の相談と、室内の家財を処分する承諾は分けて扱います。国土交通省のモデル契約条項も、賃貸借契約の解除と残置物の処理を別の契約として整理しています。モデルの使用自体が義務という意味ではありません。

管理会社が相談窓口になっている場合でも、誰が作業を承諾し、誰が費用を負担するかを確認しましょう。不明な点は依頼側で整理してもらい、清掃会社の判断だけで家財の処分まで進めない運用にします。

紹介が続く報告の仕方

作業後は、行った作業、見積もりから変更した範囲、残っている課題を分けて報告します。写真を送る際は、依頼者と合意した相手・方法・範囲に限ってください。

たとえば、清掃は完了していても内装工事が別途必要なら、清掃の完了と物件全体の復旧を混同しない説明が必要です。追加作業がある場合も、見積もりと承認を経て進めます。

次の紹介を依頼する前に、今回の連絡や報告で不足がなかったかを聞いてみましょう。その回答を資料と作業手順へ反映することで、相手が次に相談する際の確認事項を減らせます。

経路ごとの受注と採算を比較する

2人の担当者がパソコンとスマートフォンを見ており背景に棒グラフがある

月ごとの記録には、経路、相談内容、現地確認、見積もり、受注、失注理由を残します。広告管理画面の件数と、担当者が実際に受けた相談を照合できる形にしてください。

採算を見る際は、売上から作業の人件費、資材、外注、移動、処理の費用を引き、広告費や紹介料も含めて確認します。無料の営業経路でも、訪問や資料作成の時間は必要です。

受注がない経路はすぐに廃止するのではなく、対象となる相談がないのか、見積もりの段階で断られているのかを分けます。前者なら営業先や配信条件、後者なら費用条件や説明方法を見直す、というように改善対象を決めましょう。

営業資料とホームページをそろえる

営業資料に書いた対応地域や費用条件を、ホームページでも確認できるようにします。口頭では受けられると伝えた相談がサイトに載っていない場合は、担当者が社内で説明し直すことになります。

掲載内容や相談までの流れを整理したい場合は、WAKURUのHP制作・LP制作で、構成と原稿から相談できます。全面制作だけでなく、既存ページの部分改善も対象です。まずは営業や受付で繰り返し聞かれる質問を集め、足りない説明から整えていきましょう。

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